和室のドアを新しく!枠付きドアに交換しました【猫も通れるドア付き】

今回は、和室の古くなったドアを新しい枠付きドアに交換します!この枠付きドアは、調整が簡単で、なんと新築現場ではほぼこのタイプが使われています。便利ですね!

ちなみに、今まで使っていたドアは職人さんの手作り。残念ながら、猫たちの爪あとでボロボロ…。とはいえ、重厚感はまだしっかりと残っていて、捨てるのがもったいないくらいです。でも、新しいドアに生まれ変わるということで、今回交換します!

使用した道具を紹介


丸ノコ マキタ 125mm充電式防じんマルノコ 40Vmax


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特徴は、47㎜の深切りが可能なところ!防じん仕様なのに、これだけ切れるのはさすがマキタ。ただ、暗いところではライトの位置が微妙で墨が見えないという弱点も…。そのせいで、フリーカットはプロでもちょっと難しいかも。

マキタ 充電式インパクトドライバ


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僕はまだ40Vのインパクトは使ってないけど、18Vが現時点でおすすめ!ビスが折れないし、リフォームやDIYには十分なパワーです。ちなみに、黄色のインパクトドライバを買ったんだけど、周りの大工さんもみんな同じ色で笑いました。

目次

ドア交換のきっかけ…実はルンバ!

写真をご覧いただくと、敷居に10〜12㎜ほどの段差があるのがわかります。これが、実はちょっとした悩みのタネでした。

最近、掃除ロボット「ルンバ」を購入したんですが、この段差でつまずくことが多く、ルンバがスムーズに通れないのがストレスに…。そこで、段差をしっかり測ったところ、ルンバが10㎜の段差なら問題なく通れることを確認しました。これで「よし!」と安心し、思い切ってドアの交換を決めたんです!

ちょっとした段差でも、ルンバが通れるかどうかって意外と重要なポイントですよね。

いよいよドア交換作業!

まずは、既存のドア枠を取り外します。取り外す時は、柱を傷つけないように注意が必要です。写真に写っているように、当て木を使って慎重に作業します。枠付きドアなので、多少傷がついても隠れるんですが、念には念を入れて。


作業中に感じるのは、プライヤーって本当に便利だなということ。これ1本あるだけで、さまざまなシーンで役立ちます。そして、ニッパーラジオペンチも一緒に揃えるなら、ちょっと良いものを選ぶのがポイント。特にペンチ類は、質がいいと作業のしやすさが全然違います。確かにお値段は高めですが、その分長く使えるので、投資する価値はありますよ!

建枠の組み立ては超簡単!

建枠の組み立ては誰でもできるくらい簡単です!まず、カモイ建枠を合わせて、ビスで仮止めし、その後しっかり本締めすれば完成です。ビス穴に面取りがされていないので、少し締めにくい部分もありますが、許容範囲ですね。

次に、レーザーで垂直を確認しながら、丁番を取り付けます。既存の柱が少し傾いていたんですが、リフォームでは建具側で調整できるので、特に問題ありません!

ちなみに、既存の柱の幅は116㎜で、今回取り付ける建枠の幅もほぼ同じです。通常の部屋では、大壁構造(柱が壁に隠れているタイプ)なので、柱にボードが貼られて壁の厚みは130㎜くらいになります。そのため、通常はリクシル製の156mmの枠材を選ぶのが一般的です。

ただ、今回の家は真壁づくり(柱が見えている状態)なので、156㎜だと枠幅が大きすぎてしまいます。そのため、今回は薄壁用の建具を選択しました。枠材選びは、壁の厚みに合わせることが重要なので要注意です!

既存の柱は116㎜  今回取付ける建枠の幅を同じぐらいです。

通常の部屋であれば大壁なのでこの柱にボードが貼られてあるので壁の厚みは大体130㎜ぐらいになる

だから建具枠の幅は今回のリクシル製でいったら 156mmの枠材を選択しなければならない

今回は真壁づくり  つまり はしらが見えてる状態なので156㎜だと枠幅が大きすぎという事で薄壁用の建具を選択した。  建具枠は壁の厚みのよって 変わってくるので要注意だ

枠材をカット!リフォーム対応の工夫

今回は、建具枠をリフォームに対応できるように、少し長めに発注しておきました。通常なら、枠材は床の上にそのまま載せて使うため、カットする必要はありません。ただ組み立てるだけで済むのです。

しかし、今回は段差があるため、その対応を考慮して枠材を少し長めにしました。これで、現場の状況に合わせてぴったり収まるようにカットして調整できるようにしています。ほんのちょっとした工夫ですが、こういったリフォーム作業では重要なんです!



さて、こちらが今回使う組立てビス取付けビス。必要な部材は、なんとこれだけ!驚くほどシンプルです。

リフォームと聞くと「工具や部材がたくさん必要かな?」と思いがちですが、今回のドア枠は超簡単。組立てビスを仮止めして、取付けビスでしっかり固定するだけ。シンプルすぎて「これでいいの?」と思うほどですが、しっかり固定できちゃいます。

手順は本当にシンプルで、「これならDIYでもいけるんじゃ?」と思えるのも魅力の一つです!

ビス穴に面取り加工がない?ちょっとした難点が

組立てビスは、あらかじめ開けておいた下穴に仮止めして、最後にドライバーで本締めするだけです。簡単そうに見えるんですが…実はこの建材、ビス穴に面取り加工がされていないんです。

そのため、ビスが最後まできれいに沈まないことがあります。木口などの弱い部分で面取りをしないのは、欠損を防ぐためかもしれませんが、やっぱり大工としてはさらビスは面取り加工してほしいところ

レーザーで垂直を確認!

レーザーを使って、ドア枠を垂直に取り付けるための確認をします。実際、既存の柱は少し傾いていましたが、正しいのはやはり垂直に取り付けることです。

リフォームでは、柱の傾きに合わせて建具側で調整することもできますが、そうすると見た目が少し悪くなり、既存の柱と面が揃わないことがあります。また、傾いたまま取り付けると、後々建具に不具合が出やすくなるので注意が必要です。

丁番を取付ける。 最初から取り付けてあると嬉しいがしょうがないか。…

いよいよ最後の仕上げ、戸当たりを取り付ける工程です。これで完成!…と思いきや、ここでやらかしてしまいました…。

実は、これよくやっちゃうんです。大工あるあるなんですが、戸当たりを取り付けるときが一番気が緩むんですよね。最後の工程って安心しちゃうんです。

でも、そんなハプニングを乗り越えて、


遂に完成!


今回は猫専用の出入り口も付けたので、これで猫が自由に出入りできて、ドアも傷つかず一石二鳥です!

ですが


最後にまさかの結末が。。。。動画を見てください

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