こんにちは!今回は昨年モデルからさらに進化を遂げた「アイスマンPRO-XⅡ」をはじめ、新登場の空調ウェア「アイスマンHYBRIDシリーズ」、冷却効果抜群の「ウォーターマグナム」や保冷ボトル「エネチャージ」、そして大容量「エネポーチ5IN」まで、最新ラインナップを余すところなくご紹介します。
実際に現場で使ってみて感じた良い点はもちろん、忖度なしで気になるポイントもしっかりお伝えしますので、猛暑の現場での熱中症対策やアウトドアにも役立つ情報としてぜひお役立てください。
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動画タイトル:【猛暑でも究極の涼しさ】ついに出た水冷服と空調ウェアの二刀流!アイスマンHYBRID PROが最強すぎる!首も頭も冷水循環&冷風ダイレクト噴射の完全体です。
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
2025年のアイスマンシリーズは3タイプ!
- 水冷服の王者「アイスマンPRO-XⅡ」
昨年からさらに進化した定番の水冷服。 - 新登場の空調ウェア「アイスマンHYBRID-AIR」
24V大風量ファンで首や脇に直接冷風を届ける革新的な空調服。 - 水冷+空調の最強タッグ「アイスマンHYBRID-PRO」
水冷と空調を組み合わせた、まさに完全体の冷却ウェア。
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各製品の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。猛暑対策の最適解を知りたい方はぜひ最後までご覧ください!

【1】アイスマンPRO-XⅡの進化点と注目ポイント
● ハニカムショルダーパッドで肩の負担軽減
背面素材は通気性の高いメッシュ素材に変更。汗で蒸れにくく快適に。肩部分には「ハニカム形状ウレタンフォーム」を採用し、肩に食い込む負担を大幅に減らしました。重いバッテリーなどを背負っても肩の痛みが緩和されます。
背面の素材が去年までは固くてごわついた生地だったのが、今年は通気性の良いメッシュ素材になって、汗で蒸れにくくなった。使ってみるとかなり快適だ。
肩の部分にはハニカム形状のウレタンフォームが使われていて、登山用リュックのような感覚で肩への負担がだいぶ軽減されている。重いバッテリーを背負っても肩が痛くなりにくいのはありがたい。
正直、これまでは服の中で結露が起きやすく蒸れやすかったけど、今季のモデルはそこが大きく改善されている。見た目も登山メーカーの服みたいで、雰囲気がだいぶ変わったなと思う。
● 大容量の両脇ポケット
去年のモデルはスマホがギリギリ入るくらいのサイズで、正直ほとんど使い道がなかった。だけど今年は600mlペットボトルが余裕で入るくらい大きくなって、アウトドアでも使いやすくなったと思う。ここが大きく改善されたのはかなりありがたい。

● クロスフィット機能(サイズ調整ベルト)
この部分は今回紹介する3種類の中で、PRO-XⅡだけ改良されたところ。普通はベルト一本で引っ張るだけだけど、こっちは背面本体に支点があってアジャスターを経由し、また戻る複雑な構造になっている。
そのおかげで、ただの位置調整じゃなくて、背中にバッグをピッタリ密着させられる。重いものを背負っても下がりにくくなった。正直、フィット感が全然違うから作業がしやすくなったし、重さも感じにくくなった。これは個人的に嬉しい改良ポイント。

● 保冷三層構造+保冷剤ポケット
背中のタンク部分は三層構造で保冷力が高く、専用の保冷剤ポケットも付いている。夏場の長時間作業でも水を冷たく保てるのは助かる。
使ってみると、背中にちょっとしたソフトクーラーが入っている感じ。ポケットが大きくなって氷の入れ替えもやりやすくなったし、メンテナンスも楽になった。使い終わったあとの水処理がしやすいのは地味にありがたい。

● 洗濯機で洗えるように
モーターは外す必要があるけど、30℃以下の水温なら洗濯機で洗えるようになった。ただし温水はNGなので注意。
モーターの取り外しはちょっと面倒だけど、ポケットのサイズが大きくなってチャージボトルとモーターの収納部が一体化されたことで、従来モデルより使いやすくなったと思う。
【2】アイスマンウォーターマグナムシリーズ(首・頭用)
アイスマンウォーターマグナムは、TPU素材の水路冷却シートを使って、冷水を体の広範囲に伝える仕組みになっています。
この冷却シートは2層のメッシュに挟まれており、結露や汗を生地がしっかり吸収します。
「面」で冷やすことで、しっかりとした冷たさを体感できます。
首用タイプは形状記憶樹脂板が内蔵されており、首全体にフィットして高い冷感を実現します。
一方、頭用の「ウォーターマグナム3D」は、ヘルメットを被っているときに押し付けられることで、より涼しさを感じるという声もあります。
今年のアイスマンPRO-XⅡは、これらウォーターマグナムシリーズを装着できる仕様になっています。
昨年モデルをお使いの方も、ホースをカットして使うことができるのでありがたい仕様です。


今回紹介するアイスマンの中でも、ウォーターマグナムシリーズは特に注目すべき必須アイテムだと思います。
特に、一番冷やしたい首部分をダイレクトに冷却してくれるので、めちゃくちゃ気持ちいいです。
首を冷やすタイプと頭を冷やすタイプの2種類がありますが、個人的には首タイプをおすすめします。
現場でヘルメットを使うことはあまりないので、アウトドアでも首タイプで十分だと思います。
頭は髪の毛があるため、冷たさをあまり感じにくいですが、首は本当にしっかり冷えます。
ただし欠点もあります。
首部分はズレやすく外れやすいこと。
また、ベストに装着するときにチューブが「びよーん」と伸びて取り付けにくいこと。
さらに、中の循環部品とそれを覆う生地(パッドのようなもの)がすぐに外れてしまう点は、かなり改善してほしい部分です。
【3】アイスマンHYBRID-AIR
24Vの大風量ファンが脇と首にダイレクトに風を噴射し、背中からも風が抜ける構造です。
風の通り道は二層構造で、顔にも風を感じることができます。
脇のエアーショットは、汗をかきやすい脇下に直接風を当てて気化冷却を促します。
首元のエアーダクターは勢いよく涼しい風を噴射し、首筋から抜ける風が心地よいです。
背中のエアースプラッシュで広範囲に風を感じられ、爽快感を実現しています。
さらに、ヘルメット対応の脱着式フードが付いており、場面に応じて使い分けが可能です。
背中の保冷三層バッグには市販の保冷剤を入れることができ、濡れタオルや飲み物を冷たく持ち運べます。
ただし、フルハーネス着用時は保冷バッグの使用はできません。


付属の保冷材を胸ポケットに入れることで、冷たい空気が流れる仕組みになっています。
まだ実際に使ったことはないので、使用感についてはこれから確認していきます。

むらたかずの感想
この製品は一般的な空調服とは違い、体に取り付けた扇風機のような感覚です。
空調服のように全体を包み込むのではなく、首や脇に直接風を当てて汗を乾かします。
僕は空調服をほとんど使わないのですが、その理由は前面が大きく膨らみすぎて作業がしにくいからです。
このハイブリッドエアーは膨らまないので作業がしやすく、引っ掛かることもなく安全に使えます。
背中の部分も腰袋を付けても邪魔にならない程度で、職人向けの設計という印象です。
ただし、空調服ほどデザインのバリエーションは豊富ではありません。
女性スタッフのよっちゃんは、軽くてモーターの回りがスムーズなのでこちらの方が良いと言っていました。
ただし、空調ウェアなので熱い場所では風がぬるく感じることもあり、限界は感じます。
また、風が外に漏れやすいため、埃を立てたくない場所での使用はおすすめしません。
首元に風を直接当てるため、後ろ髪が吹き上がってクセがつきやすいですし、耳元に風が当たるので少しうるさく、人の声が聞き取りにくい場合もあります。
【4】アイスマンHYBRID-PRO
アイスマンHYBRID-PROは、HYBRID-AIRの冷風機能に加え、水冷循環機能を搭載しています。
汗や結露を気化させることで、空冷と水冷を同時に使い、冷感効果を最大化しています。
24VファンはHYBRID-AIRよりさらに強力で、116リットルの大風量を実現。
脇、首、背中の風路はHYBRID-AIRと同様の構造です。
肩部分にはハニカムショルダーパッドを継続して搭載し、肩への負担軽減も図られています。
洗濯は手洗いを推奨。ファンと水冷機能が一体化しているため、メンテナンスは慎重に行う必要があります。
また、バッテリーは1個で空調と水冷の両方を賄える点が便利です。

むらたかずの感想
これは最強です。
どれを買おうか迷ったら、これ一択だと思います。
ウォーターマグナムも必須アイテムです。
先日、屋根裏で作業しました。
空調服や通常のアイスマンでは厳しい環境でしたが、HYBRID-PROなら快適に作業ができました。
ただし、氷は30℃で溶けてしまいました。
価格は約3万円弱で、かなり高価です。
バッテリーは空調用と水冷用の2つを使うため大きく、
一日中使って容量が持つかは少し心配です。

クロスフィット機能はないので、
本体は約3キロあり少し重く、背中が引っ張られるような感覚もあります。
水冷服は風がほしい時があり、空調服は生ぬるくて冷たさが欲しい時がありますが、
これは二刀流なので重さとフィット感以外は完璧です。
まさに「着るエアコン」と言える製品です。

今回のアイスマンシリーズ、パッケージデザインが凝ってて、
いちいちカッコイイんだが…w
【5】アイスマン用エネチャージ
アイスマン用エネチャージは、ステンレス真空二重構造のボトルで、約5日間氷が溶けにくい高い保冷力を誇ります。
去年モデルより蓋の開閉がスムーズに改良されており、使い勝手が向上しています。
耐荷重は約200kgあり、ボトルの上に座っても安心な頑丈な構造です。
容量は600mlペットボトル4本分、または350ml缶8本分が収納可能で、現場やアウトドアでの飲料保存に最適です。
蓋はワンタッチで開閉できるようになっている点が便利ですが、丸型の形状のため、四角いものを入れるとどうしてもデッドスペースができてしまいます。
保冷力が非常に優れているため、僕は氷を専用として入れて使っています。
保温力も抜群で、大きな魔法瓶のような感覚です。

【6】エネポーチ5IN
本体(外クーラー)にEキューブ2個(内クーラー)を収納可能です。
さらに、Eキューブにエネチャージ2個を入れることで、合計5つのクーラーバッグを重ねてコンパクトに携帯できます。
本体外周にはマルチベルトやポケットがあり、工具や小物入れとしても便利です。
カラビナなどを付けることもでき、クーラーバッグ以上に多機能なツールケースとしても活用可能です。
容量は、外クーラーで2Lペットボトル10本、内クーラーで2Lペットボトル4本または500mlペットボトル12本が収納できます。
三層構造により保冷力は抜群で、エネチャージと組み合わせれば5日間以上氷を持続させることが可能です。
上蓋は厚手の生地で作られており、座り心地も考慮されています。
収納兼イスとして使える点は非常に便利です。


むらたかずの感想
ソフトクーラーはとても便利です。
5つのソフトクーラーをひとまとめにできるので、行きはたくさん持って行っても、帰りはコンパクトになるのがすごく良いです。
冷やしたものが溶けたり、食材を使った後は、片側をゴミ箱のように使えるのも便利です。
飲み物や食材を分けて収納できるし、カラビナでつけることもできます。収納力もかなりのものです。
素材もかなり丈夫で、電動工具をそのまま入れられそうなほどです。
ただし、中が破れる可能性があるのであまりおすすめはしません。
個人的にはとても気に入っています。
釣りをするので、シマノの高級クーラーボックスやハイコーキのバッテリー式温冷庫も持っていますが、
このソフトクーラーが一番使いやすいです。
車の中では、どうしても硬い四角いプラスチックのクーラーは隙間に入らない場所がありますが、
このソフトクーラーはある程度形がなじむので、後部座席の狭い隙間にも押し込めます。
価格もそこまで高くないのでおすすめです。
【総評と忖度なしポイント】
アイスマンPRO-XⅡ
ユーザーの声がしっかり反映されており、肩パッドの快適さと背中にピッタリ密着するクロスフィット機能で、長時間の作業でも疲れにくいです。
洗濯機で洗えるようになりましたが、モーターの取り外しが少し手間なのは残念。ただ、それでもメンテナンスはしやすくなっています。
ポケットが大きくなった。
去年よりフィット性がかなり進化している
ウォーターマグナム
面で冷やす効果が高く、特に首用は冷却力が抜群です。
頭用はヘルメット装着時に効果的ですが、パッド部分が外れやすく、取り付けにくいのが難点。
以前のシリーズにも取り付け可能で、とりあえずこれだけでも持っておくべき必須アイテムです。
アイスマンHYBRID-AIR
24Vの強力なファンで首や脇に直接風を送り、汗を効率よく乾かします。
全体的に膨らまず作業がしやすい設計で、軽さも魅力。
ただし、風が外に漏れやすいため、埃の多い現場や静かな場所には向きません。
耳元に風が当たるので少しうるさく感じることもあります。
アイスマンHYBRID-PRO
空調服の風と水冷循環機能を同時に使い、冷却力はトップクラスです。
バッテリーは1個で両方を賄いますが、一日中使えるかはまだ検証中です。
本体は約3キロと重めで、フィット感には好みが分かれるところ。
価格は高めですが、過酷な現場での使用には最適で、最も涼しいモデルです。
購入を考えるなら、個人的にはこのHYBRID-PROをおすすめします。
エネチャージとエネポーチ5IN
保冷性能と携帯性に優れており、現場だけでなくアウトドアでも活躍します。
特にエネポーチは多機能で使い勝手が良く、持ち運びにも便利です。
アイスマンシリーズを持っているならぜひ揃えたいアイテム。
アウトドアでもかっこよく、おしゃれで、むらたかずの一番のお気に入りです。
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